「子どもに『WHY?』を問う際の注意」

子育てや保育において「なんで、そんなことするの?!」

のWHYという問いかけには、

「あなたがなぜ、そんなことするのか理解できません」という拒絶に近いようなニュアンスが含まれているように思います。

幼児期は特に自分でも理由が分からず行動してしまうことがほとんどです。

つい、大きな声を出してしまったりする子もいます。

「なんで、そんな大きな声を出しているの?!」
と言っても、子どもからすれば「大きな声を出したかったから」に過ぎません。

そこでWHYを問うても、何の行動にも繋がりません。

もし、小さい声で言って欲しければ、
「もう少し小さい声でお話しましょう」と伝えれば良い話です。

子どもの対応に慣れていない人や、逆に、ベテランになっていて横柄になっている人などは、子どもを対応していて「なぜ?!」を問う必要がない場面で問うてしまうことがしばしばあるようです。

「なんで、ケンカしているの?」

「なんで、おしゃべりしているの?」

「なんで、ちゃんとしないの?」

「あれ~なんで、そんなことしているのかな?」

子どもからすれば、

ケンカの理由や、おしゃべりの理由、ちゃんとしない理由はありません。

「なぜ?」でついつい問うてしまう人は、

「ケンカなんかしないでよ!」

「おしゃべりなんかしないでよ!」

「ちゃんとしてよ!」

「それはしてはいけませんよ!」

というこちらのメッセージがあるにも関わらず相手に、

意地悪にも「なぜ?」を問います。

こちらに伝えたいメッセージが「このように行動した方がいいよ」「こういう風にしたらどう?」という提案をしてあげれば良いと思います。

「なぜ?」と問う前に、
そう思った人自身が、「どんな気持ちでそんな行動をしているのかな~」と自分に問う必要があると思います。

「ケンカしたい気持ちになったのかな~」

「おしゃべりしない、というルールをしっかり伝えていたかな~」

「ちゃんとして欲しいの『ちゃんと』って意味は曖昧だな~」

「してはいけないことが伝わっていなかったのかな~」

と、

子どもの背景をしっかりと想像しながら、言葉をかければ唐突に「なぜ?」といういは生まれないように思います。

安易に「なぜ?」という問いを使えば、相手に拒絶するメッセージが伝わっているかもしれません。

一方、

子どもが様々なアイデアや意見を持っている時には、しっかりと「なんで、そう思ったの?」と本人の言葉に隠れたプロセスを問うてあげるWHYはとても大切だと思います。

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