先日の夏祭りも園内イベントに変更となりましたが、職員がたくさんの工夫を凝らしてくれて、子どもたちの笑顔溢れる夏祭り期間となり安堵しました。浴衣姿と共にひと夏の思い出が子どもたちの心に残っていれば嬉しいなあと思います。
さて、今月はおへその職員たちの話をさせていただければと思います。先日、他の園からおへそグループに転職してきた職員が、「子どもたちとの『対話』のやり方が分からなくて悩んでましたが、最近になって、子どもたちと同じ目線でおしゃべりするようにしたら、楽しくなってきました!」と話しをしてくれたことがありました。
子どもを指導しようとすると、大人の一方的な「お話」になったりしてしまうのですが、「昨日、ご飯何食べた?」的なアプローチは、子どもたちの心をスッと安心させて、なんだか、家族のおしゃべりしているような気分にさせてくれるものです。その家族のような関係だからこそ大切なことが伝わるのでは、と私は思います。今では、子どもたちと「変顔選手権」を開催できるようにおへそイズムを発揮してくれています。子どもたちと同じ目線になって楽しむ姿は本当に素晴らしいと思いますし、そんな気づきを得ることができる職員を誇りに思います。
他にも、お昼寝のシーンで普通はどストレートに「お昼寝しますよ!」と表現してしまうところを、「アブラカタブラ あなたはだんだん眠くなる~♪」なんてユニークにアプローチして、子どもが少しでも安心してお昼寝ができる環境を創ってくれる職員もいます。
毎日、帰りの集いでは、子どもたちとハグをして心からの愛情を伝えようとする職員もいます。
イベントが中止になるかもしれないという話の度に涙を流して、「どうにか開催することはできないか」と懇願し、アイデアをたくさん出し続けてくれる職員もいます。
園内の夏祭りに前日には「(保護者さんとの夏祭りは中止になったけど)子どもたちと全力で楽しみましょう♪」と、熱いメッセージを送ってくれる職員もいます。
手前味噌にはなりますが、子どもを真ん中に、日々、奮闘するおへその職員たちは、本当に素晴らしく、よく頑張っています。子どもの「楽しい」を追求し、日々、どんな活動をしたら楽しいかな~と、たくさん考えてくれます。
コロナでイベントが少なくなり、保護者様ともゆっくりお話しをしたりする機会や、お子さんの成長を共に喜ぶ機会が少し減って寂しくもあります。しかし、職員たちは、イベントが開催できない分、毎日の中に笑顔と成長を引き出すような、ユニークな仕掛けをたくさん考えてくれています。
医療業界の方々には到底及ばないかもしれませんが、毎日、感染症のリスクと隣り合わせで、様々なイレギュラーの判断、変更、変更の連続の中で、笑顔を絶やさず、頑張っている職員たちに心からのリスペクトとエールをこの場を借りて送りたいと思います。
そして、そのイレギュラーの判断、変更、変更の日々にいつもご理解、ご協力をいただける保護者様には感謝の言葉もありません。
さらに、その状況をも楽しむ心でいつもと変わらない笑顔を見せてくれる子どもたちにはたくさんのエネルギーをいただいています。ありがとうございます。
私が頼むのも本当に不躾かとは思いますが、ぜひ、職員にねぎらいと応援の言葉をかけてあげてください。
お盆休み前に実施した「にじ組限定の父母会草むしり」では、短い時間ではありましたが、皆さんの汗をかき、ゆったりとした時間が流れていて、とても素晴らしい時間となりました。開催できてよかったなあと心から思います。ご参加、ご協力、ありがとうございました。
これからのイベントについても難しい判断となりそうですが、子どもたちの笑顔のために創意工夫しながら、楽しむ心を忘れず、まい進してまいります。