「考え、話す、対話力」

皆様、年末を迎え、なにかと慌ただしい日々をお過ごしかと思います。おへそグループも1月の生活発表会に向けて各グループが子どもと職員一丸となって準備が進んでおります。 

  さて、年末年始はご実家などでお過ごしになられる方も多いことでしょう。子どもたちは親戚のおじちゃん、おばちゃんに「可愛いね」と言われたり、お年玉をもらって「勉強がんばりなさい」と言われたり、たくさんの人たちと触れ合う機会でもあります。

 年末年始は対話を増やし、コミュニケーション力を増やす機会です。 自由保育(子どもたちに主体性のある保育)を取り入れている園と、設定保育(カリキュラムが決まっている保育)を取り入れている園とを比較したある調査があります。設定保育を多く取り入れている園よりも、自由保育を取り入れている園の子どもの方が「語彙力」が高いということが調査によって結論づけられました。子どもたちにある程度の自由があり、主体性がある場合は、友達や保育者との対話が多く取られますが、設定保育の場合は、保育者側が一方通行で話すことの方が多いでしょうから、自由保育で「語彙力」が向上するというのは至極当然なことです。  

 日本の保育教育の多くは「教える側」が多く話す傾向にあります。知識を「教える」ということが軸に置かれているので、教師はどんどん知識を提供しようと頑張ります。そして、どんどん話します。しかし、その授業の中で、一番準備し、知識を身につけ、考える力を向上させ、整理しながら伝える力を学んでいるのは「教える側」になってしまっています。 仕事においてもそうでしょう。上司が「仕事はこうするのだ、ああするのだ」と言い、部下は「はい、はい」と言うばかり。気づけば、思考力を働かし、アイデアを出し、話しているのは上司ばかり。部下は返事の練習ばかり。という状態では、部下に考える力やコミュニケーション力を向上させることは期待できないでしょう。 

  子どもたちには質問を多様しながら対話を引き出し、「考え」そして「話す」というサイクルをたくさん経験させてあげることで、将来の「語彙力」や「コミュニケーション力」「対話力」につながっていくことと思います。

  今年はなんと言っても大雨の思い出が大きく蘇ります。職員がその期間を前向きに乗り越えてくれたこと、それは今後おへそがさらなるより良い環境を創る上で重要な機会となりました。来年も職員が団結し「楽しいおへそ」であり続けられるよう頑張ります。年長さんは残り3ヶ月で卒園となりますね。充実した毎日を共に過ごしていきましょう。 

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