「おへそグループ新年度挨拶」

おへそグループ新年度が開始いたしました。入園、入学、進級した皆様に心よりお慶び申し上げます。

今般のコロナウイルス拡大で緊急事態宣言を受けて、小学校の休校、登園自粛要請などが始まり、5月に予定していた 入園・進級お祝い行事である「おへそにおいでよ」も例年の形では中止を余儀なくされました。感染拡大を食い止めるために、登園自粛などで保護者の皆様にたくさんご協力いただいていることに改めて感謝申し上げます。また、一人でも多くの患者を救うために命がけで懸命に努力している医療従事者、関係者の皆様に心から敬意を表します。

旅行や外出が難しいゴールデンウィークに向けて、当園のアートディレクターが製作したオリジナルこいのぼりキットを各ご家庭に配布させていただき、ささやかながらお子さんと楽しく過ごすおうち時間の一助となれば幸いです。今月は家庭保育にご協力いただいている保護者様も多いため、お便りと鯉のぼりキットに関しては、全家庭に郵送という形で配布させていただきます。

さて、コロナショックは経済に大きな打撃を与えている情況ですが、私たちの働き方、生活、価値観にも、大きな転換をもたらそうとしています。オンライン会議が当たり前ように使われるようになり、身近なこととしても、遠方まで行って受けていた研修などもオンラインで受講できてしまう仕組みもあっという間に進んでいます。学校という場所の定義も、知識の習得と社会スキルの習得と、住み分けながら、アップデートされていきそうな気もします。仕事では、会議レス、効率化、リスクマネジメント、健康、安全などを考える機会が多くなり、仕事の本質をさらに考えるようになったように思います。わざわざ満員電車に乗って会社に集まらなくとも、在宅でできる仕事と集まってすべき仕事をしっかりと区分することで、家庭や子育て、おうち時間に目を向ける時代へと進化しそうです。

昭和の日の祝日、自宅のデスクでこのお便りの原稿を仕上げています。隣では息子、娘がワイワイとクッキングの支度をしています。旅行したり、お出かけすることももちろん楽しいことではありますが、創意工夫し、楽しみを親子で探す時間は、将来の幸せに大きな影響を与えていくと思います。

「おへそにおいでよ」については、おへそこども園のエントランス前に「入園・進級おめでとう」看板を1週間ほど設置し、皆様が密集しない形で、思い出の日を残せるよう記念撮影スポットをつくる予定です。今年度一年間は所々で行事などにも影響が出そうではありますが、このような代替イベントを含め、おへそらしく、創意工夫し、例年通り楽しい一年にしたいと思っております。

最後になりますが、緊急事態宣言中もお仕事を続けなければならない保護者様を支えるべく、保育現場の職員も少なからず不安を抱えながら職務を全うしてくれています。みんなで支えあいながら、この困難を乗り越えていければ幸いです。

保護者様にもたくさんのご理解、ご協力をお願いすることと思いますが、子どもたちのために、どうぞ宜しくお願いいたします。

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