おへそグループでは「おやつの時間」とは呼ばず、
「たいわ(対話)の時間」と呼称するようにしています。
多くの子どもたちと慌ただしく1日を過ごしていると、
対話という対話をしていないことがあります。
ここでいう対話とは、「日常の何気ない対話」です。
例えば「昨日、どこか遊びに行ったの?」とか、
「お休みの時って何しているの?」、
「〇〇くんって、お外遊びが好きだね~」とか、そういう何気ない対話です。
今日の保育を振り返ってみて、
「ほら、走らないよ」「はやく、準備しなさい」「〇〇しちゃダメよ」「はい、お昼寝しますよ」「トイレ行きますよ」「こんな1日だったね」という一方的な「伝達」だけでは、子どもの真の心は育っていかないように思います。
やはり、双方に言葉を交わす「対話」が大切でしょう。
「おやつの時間」と捉えるのか、
「たいわの時間」と捉えるのかで、
保育者のアンテナが変わり、
対話的なコミュニケーションが増えていきます。