「年度末に向けて…」

2月早々に飛び込んできたコロナウイルスのニュース。あれよあれよという間に世界中を混乱に巻き込んでいます。インフルエンザも例年より遅く流行し始め、園内でもちらほら感染もあっています。 

皆様、お元気にお過ごしでしょうか。  

小学校も急遽、休校になることが決定しました。私どもとしては学童を臨時開所することで、子どもたちの居場所の確保と、保護者さんのお仕事のサポートへの貢献ができれば幸いです。

県内への感染者が出るにも秒読み段階かもしれません。当園としても、卒園式に焦点を当てて、いくつかイベントを中止いたしました。子どもたちの健康面を最優先に、できる限りの対策をしていければと思っておりますので、ご理解、ご協力のほど宜しくお願いいたします。  

さて、先月の空手昇級審査、空手大会に於きましては、子どもたちの大きな成長を感じることができました。普段、なかなか不安でチャレンジが難しい子も、グッと堪えて自分を表現する場面が見られ、その後の園生活においてもどこかしら自信にみなぎっているように感じています。そんなおへそっ子たちを誇りに思います。引き続き、他の子と比べたり、兄弟姉妹と比べたりせずに、我が子の「昨日からの成長」を認め、褒め、喜びながら、関わっていただければ幸いです。また、お母さん、お父さんも、仕事に家事に育児にと、忙しい毎日かと思いますが、たまには自分に「よく頑張っているな」と称賛しながら、自分も、人も認めながら、ゆっくり歩んでいきましょう。  

気づけば、あっと言う間に年長さんも卒園の月となりました。長い子では1歳児から在園し、ほぼ毎日顔を合わせていますから我が子も同然です。本当に寂しいながらも、大きな旅立ちを心から嬉しく思います。この文章を書きながらも目から汗が出てきそうです。  

しかし、おへそグループは卒園して終わりではありません。「おへそ」はみんなの命がつながっていくという思いを込めて名付けたように、この場所でできたご縁が、小学校、中学校、高校、さらに就職し社会人になってもなお、おへそっ子として、ずっとつながっていくことを願っています。今年度でおへそが開園して丸9年。来年度は10年目の節目の年となります。子どもたち、保護者さん、そして、子どもたちに日々向き合っているおへそファミリーである職員に感謝の念に耐えません。  

残り少ない卒園までの時間となりましたが、3月より産休・育休に入った年長担任に代わり、子どもたちと少しでも多く関わりを持ちながら、コロナウイルスの広がりも懸念ですが、卒園式が無事開催できることを祈って、1日1日大切に過ごしてまいります。  

最後に、おへそグループを運営しております社会福祉法人みずものがたりの理事長が運営をするミズグループの「そいよかね」がおへそこども園(水ヶ江)の東向かいに新しく開所しています。クリニック、薬局、美容室、銭湯、食堂、図書館、コンビニ、シェアハウス、賃貸マンションを兼ね備えた新しいコミュニティです。    

2Fにある「鎌田文庫」という図書館には、絵本の業界で有名な長崎の童話館の方がセレクトした絵本が数多く取り揃えられています。昔から世界中で語り継がれている素敵な絵本の数々を読むことができ、親子で是非訪れていただきたいお勧めスポットです。私もこども園のにじ組さんと一緒に行きましたが、とても居心地が良くい雰囲気で、子どもたちも楽しんでいましたよ。地域の皆さんが楽しく、幸せに生きることを応援する新しいコミュニティの誕生を心から嬉しく思います。地域の方のご利用もできますので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。 

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