マダガスカルの少女たちは、片道8時間もの時間を水くみに費やします。
おへそで行っている「国際理解教育」で年長児にじ組は、マダガスカルのことを学び、水問題が存在することを知りました。
世界人口の半数以上が
水道を使えるようになった今なお、
6億6,300万人もの人々が、安心して飲める水が身近になく、
池や川、湖、整備されていない井戸などから水を汲んでいます。
その半数近くが、サハラ以南のアフリカ諸国に集中しています。
多くの途上国では、水汲みは子どもたちの仕事。
サハラ以南のアフリカ諸国だけでも、330万人を超える子どもたちが、水の重さに耐えながら、毎日遠い道のりを歩き続けています。
疲れ果てた子どもたちには、学校に通う時間も体力も残されていません。
日本ユニセフ協会HPより抜粋
まず、子どもたちが興味を持ったのは、「水はどのように綺麗になるのか?」というものでした。
その問いの答えを見つけるべく、佐賀市の「みずものがたり館」に向かいました。
ここには、川の水のゴミをコシ取り、きれいな水だけが流れる仕組みの石井桶がありました。様々な展示を見て、日本では浄化された清潔な水が作られることや、日本とマダガスカルとの暮らしの違いを感じながら活動に取り組みました。
次に、「私たちに何ができる?」をみんなで考えました。「日本の水を送る。飛行機で水を持っていく。日本で水を作ってあげる。水道を作ってあげる」 たくさんの意見が出る中で、ユニセフ協会を通じて支援ができることを知り、募金活動をすることに決まりました。ポスターを作り、募金箱も設置しました。
保護者様にもご協力いただき、その募金をユニセル協会を通じて、現地に送りました。
子どもたちは取り組みを通して、「何を感じてもらうか」という答えを出さずに進めていきました。子どもたちは「何かを感じたのか」「何を考えたのか」。
それは今でも分かりませんが、子どもたちの中で「何か」を感じてくれたのなら、それで良いかなと思います。
#water is life
#water is education
#water is hope