「2020年 おへその新プロジェクト開始」

おへそグループ生活発表会には多くの保護者様にご参加いただき誠にありがとうございました。年長児にじ組さん「世界のゴミ問題」の取り組みではNHKのニュースでも取り上げていただき、みんなでプラスティックゴミについて考える機会になったのではないかと思っております。  

NHKニュース映像はこちらから

ー2020年は子どもたちを取り巻く環境が大きく変わる

さて、2020年は子どもたちの取り巻く環境が大きく変わります。新しい学習指導要領では、これからの社会で必要な力を「知識・技能」を土台とした「思考力・判断力・表現力」、そして「学びに向かう力・人間性等」の三つを育てるべき資質・能力=三つの柱=と定義しました。この「三つの柱」を踏まえ、自ら問題を発見し、主体的に考え、答えのない問題に挑み、他人と協力して解決できる力の育成を目指すとしています。 

野村総合研究所が2015年に出した報告書では「2030年ごろには、日本の現在の労働人口の49%がAIやロボットで代替可能になる可能性が高い」と予測しました。このように、ものすごいスピードで世の中が進化しているような時代を、子どもたちは生きていかなければなりません。  

ー子どもたちは忙しい。安心したい。

少し話しは変わりますが、学童の子どもたちに「今、一番何をしたい?」と聞くと、ほとんどの子どもたちが「自由」「暇が欲しい」など忙しいベンチャー社長のようなことを言います。そういった言葉を聞くとどうも、子どもたちは自分のやりたいことを満足いくまでできていないようです。大人は子どもに「やりたいことを見つけて欲しい」「子どもの幸せを追求して欲しい」と言いながらも、なぜか子どもが熱中するものからは遠ざけようとする傾向にあります。  

私たちの子ども時代には家庭にもよると思いますが、もう少し自由があったと思います。学校を終えてランドセルをほっぽり出して、友達の家に行きゲームを囲んで遊んだり、数十円を握りしめて駄菓子屋に集合していた思い出があります。それでも、不思議とそのうちゲームや駄菓子を卒業したり、うまく付き合ったりできるようになっていく人たちがほとんどだったような気がします。「ダメって言われない時間と場所が欲しい」と伝えてくれる子までいました。確かに、子どもたちは小学校で管理され、放課後も管理されるようになれば、子どもたちはいつ制限なく遊び、集中し、熱中するのでしょうか。集中、熱中なしに、将来の「やりたい」「どう生きたい」がどのように形成されていくのかを不安に感じてしまいます。  

ー子どもは意外にしっかり考えている

さらに、「学校は楽しい?」「学校は行きたい場所?」と聴くと、多くの子どもたちが「行きたくない」「行かなくていいんだったら休みたい」「一年中夏休みだったらいいのに」と口を揃えます。「学校は給食を食べに行く場所」という子もいました。でも、ある子は「大学だったら行きたい」と言います。なぜ?と聴くと「大学は自分の好きなことを学べるんでしょ。好きなことを学ぶのは楽しいこと」と言います。なるほど、子どもたちは学ぶことが楽しくないわけではなく、自ら好きな学びを深めたいという気持ちが伝わってきます。  

  ー子どもたちにはどんな環境が必要なのか

それでは子どもたちにはどんな環境を準備していけば良いのでしょうか。知識は、外部脳としてのスマホが肩代わりしてくれるようになりました。AIが導入されることで仕事が奪われるという懸念も前述しましたが、AIを恐れるのではなく、何かへのチャレンジを一緒に実現してくれる仲間として大いに活用していけば良いと思っています。  

もし、AIができないことをあげるとすれば「モチベーションがそこにあるか」という点です。AI自身が欲求を持って何かに取り組むことはありません。そこで、子どもたちに必要になるのは「本当は私は何をしたいのか」「本当は私はどんな生き方をしたいのか」と自問自答することです。そして自分の真のモチベーションに気づきながら、人生を幸せに生きていくことです。  自分のことよりも、世の中のことを考えろ。という考え方もありますが、アンパンマンすら、顔が汚れた時はパンを人にあげることはありません。綺麗な顔の時にのみに人に分け与えています。それは私たちも同じです。自分自身が幸せでなければ、人に幸せを与えようという気持ちはなかなか生まれないものです。自分すら幸せにできなくて、目の前の人、多くの人を幸せにすることはできないでしょう。  

ー2020年4月より「こどもとおとなと社会を繋ぐプロジェクト」始動

近年の時代背景や、おへそ学道場の3年間の運営を経て、私たち大人がもし子どもたちをサポートできることがあるとすれば、様々な働き方や、生き方をする大人たちをロールモデルとして子どもたちに触れさせる機会を多く創っていき、それに心揺さぶられながら、自分の「何をしたいのか」「どんな生き方をしたいのか」を追求していくことのサポートをしていくことが最優先事項であるという考え方に至りました。  

そこで2020年4月より、こどもとおとなと社会を繋ぐプロジェクト「はなしてつながるおへそのわ」を始動します。毎月1人ずつの地域の職業人、起業家と子どもたちとの本音トークセッションのコンテンツを予定。様々な職業のリアルや、起業家の方のリアルを座談会形式で聴いていきます。大人の方々は子どもからも未来のヒントを受け取ってもらうWin-Winのプロジェクトです。  

子どもを応援したい大人がこの場所に集い、子どもたちに生き方の選択肢を多く与え、子どもたちが人生を考える機会にしたいと思っています。外部の講師の皆様はもちろん、おへそグループ内の保護者様にもご協力いただきながらプロジェクトを進めていきたいと思っております。どうぞ、ご理解、ご協力お願い申し上げます。 

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