年齢を超えて対等な関係に

10月は、ハロウィン仮装パレードが久しぶりに盛大に開催することができ、子どもたちだけでなく、職員も保護者様も、そして、地域の方もみんなで笑顔になれたことは本当に嬉しいことでした。そして、3年ぶりにバルーンフェスタと唐津くんちも通常開催され、お盆と正月が一緒に来たような佐賀の街の賑わいでした。

さて、今年度4月よりスタートした「空手おとなクラス」、少しずつ生徒さんも増え、子どもたちと共に、5名の新しいおとな部員も日々汗を流しております。大人になって新しいことを始めることは、やはり大変なことです。また、お仕事も大変な中で、体力的にも家に直行した方が楽なことでしょう。

体力がないこと、時間がないこと、初めてのことにチャレンジすることの恥ずかしさ…などなど、できない理由を挙げれば、きりはありませんが、それでもなお何かにチャレンジしている大人は本当にかっこよい、今度、プロモーションムービーでも撮りたいくらいです(笑)。初めての空手の動き、少し滑稽な動きに、子どもたちも最初はクスクスと笑っていた子どもたちも、空手に真剣に向き合う大人の情熱に心を動かされ、練習試合の時に、大人の人たちを一所懸命に応援する子どもたちの姿にはグッとくるものがありました。

おとな部員さんたちは、低姿勢に、技術を学び、子どもたちもその情熱に応えるように小学生ながらに一所懸命に指導する姿も見られます。一所懸命なおとなと、それに刺激をたっぷりと受けている子どもたち。

子どもの幸福度が世界第1位といわれるオランダには、血縁関係がない子どもと大人がバディ(相棒)となり、大人と子どもという関わりではなく、他人の2人が年齢を超えて対等な関係を育むことで、気づきや学びの循環が生まれることを促す取り組み「バディ・プログラム」というものがあるそうです。

空手においては、子どもたちの方が先輩なので、子どもたちに純粋なリスペクトを持って、一人の人間として接してくださるおとな部員の皆さん。そんな関わり合い、おとなも子どもも関係ない空間は、相互にとてつもない学びをもたらしています。

なんだか、「空手おとなクラス」の宣伝のようになってしまいましたが、決して空手ではなくとも、子どもとおとなが対等に学び合える空間はとても貴重ですので、ぜひ、このような環境をお子さんにも与えていただければ嬉しいな、と思います。

最後は本当に宣伝になりますが、子どもたちと共に汗を流し、体力アップ、シェイプアップ、ぽっこりお腹を引っ込めたい、黒帯を目指したい、強くなりたい、モテたい(笑)などなど…理由はなんでもOKです。レッツチャレンジ KARATE!!女性も絶賛募集中です!

日程:月2回(第2・4水曜日)19時15分~20時30分
※振替により第1・3・5水曜日に変更になる場合があります

おへそグループ統括園長 吉村直記

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