2022年もありがとうございました

早いもので、本年も残りわずかとなり、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。今年一年も、コロナの影響が続き、随分と制限が増える中での保育で、難しい局面も多々ございましたが、保護者様のご理解、ご協力のおかげ様で、こうして、無事年末を迎えられたことに、心より感謝申し上げます。

 さて、2月4日(土曜日)に開催が決定しました おへそこども学園アート展「小さな芸術家たちのアート展」の開催経緯を少しお話したいと思います。おへそこども学園には、言葉を多く持たない子どもたちや、コミュニケーションの表現方法が少ない子たちもいます。しかし、就労支援事業所「ジーニアス」さんのご協力により、アートの時間は、子どもたちが思い思いに目を輝かせながら、それぞれに自由に表現を楽しんでいます。キャンバスに絵具をピシャッとかける子もいれば、手のひらに塗ってベタベタとつける子、汚れるのが苦手で指でちょんちょんとする子、キャンバスの周りを走りながら気が向いたときにシャーっと流れるように筆を運ぶ子もいます。

 アートの時間は、すべての表現が許され、良いも悪いも、評価もない時間です。そんなアートの時間でできた作品の数々は、キラキラと輝いて見えます。1月に開催するおへそグループの生活発表会だけでは、学園の子どもたちの「表現・発表」は足りない!と思いつき、学園の子どもたちの生活発表会第2章として、アート展を開催する運びとなりました。おへそグループの仲間である学園の子どもたちの素晴らしい表現である作品の数々を見に、ぜひ、ご来場いただければ幸いです。当日は、学園の子どもたちの作品のみならず、こども園345歳児、つながり345歳児の合同作品も展示される予定ですので、お楽しみに★

 話は少し変わりますが、今年、全国では、バス内の園児取り残し事故や、虐待の報道等も数多くございました。本当に悲しく感じる一方で、一所懸命に子どもたちのために努力する保育者たちも一緒くたの目で世間から見られることで、職員たちの心の疲弊もこれまでに増して感じるようになった気がしています。

 保育業界に限らずどんな業界であれ、課題がある人たちは一部いるかと思います。しかし、多くの人たちは真っ当に、日々、一生懸命頑張っています。私自身、二児の父親でもありますが、このような立場で言うのは忍びないですが、たった一人のわが子を育てることも悩みを抱える場面もあります。だからこそ、毎日たくさんの子どもたちの笑顔を全力で応援しながらも、神経を尖らせながら、ケガや事故を起こすことない努力をし続けている、おへそグループの職員をはじめ、全国の保育者たちに、心からのリスペクトとエールを送りたいと思います。

 とはいえ、今後も、発展途上の園長を筆頭に、至らないことばかりで、保護者様にはご迷惑や、ご心配をおかけすることと思いますが、たくさんのご意見をいただきながら、来年も本年同様に、子どもたちやご家族のために、職員一同、努力してまいりたいと思います。良いお年をお過ごしください。

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 先日の18日に、空手の昇段審査が福岡で開催され、幼児期から空手道に親しみ、努力を続けてきた5年生4名と、中学生1名が、無事合格を果たすことができました。学童の空手プログラムに加え、キッズ空手(課外教室)や、おとな空手クラスまで参加しながら、切磋琢磨して成長を諦めなかった5名に心から敬意を表します。おめでとう!!保護者様におかれましても、たくさんのご協力をいただきありがとうございました。 

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2022年もたくさんお世話になりました。

おへそグループへのご理解とご協力のおかげ様で、無事年末を迎えることができました。心より感謝申し上げます。

おへその子どもたちが口ずさんでいる「もったいない」の歌について、PVができましたので、大公開いたします。

(子どもたちがノリノリに学べるよう心を込めて、作詞作曲しておりますので、温かい目で見ていただければと思います。初笑いをお届けできれば幸いです。)

2023年も笑顔の多き年となりますことをお祈り申し上げ年末のご挨拶とさせていただきます。

            

                    

おへそグループ統括園長 吉村直記

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