「『自分たちが創ってきた場所』という感覚」

今年は花粉が例年の2倍の飛散量とのことで、花粉症の私は、鼻水、目のかゆみ、と戦う日々ですが、皆さまは大丈夫でしょうか。

できれば、何でも前向きに捉えたいので、花粉症のメリットを調べてみたところ、意外にも花粉症をもつ人は、アレルギー症状のない人と比べて、すい臓ガン、大腸ガン、食道ガン、胃ガン、口腔ガン、子宮体ガン、脳腫瘍などの発症リスクが低下するようです。2015年9月に東京大学の研究チームが、全てのがん死亡リスクと花粉症の関係性を調べた報告を発表し、がんを含む全疾患の死亡リスクと花粉症の関連性を調べたところ、花粉症の人は全疾患の死亡リスクが、43%も低く、がんにおいては52%も低かったそうです。「花粉症になんか負けるか!」と思っておりましたが、花粉症ともケンカせず、手を取り合いながら付き合っていきたいと思います。。。

さて、先日、おへそ学道場「6年生を見送る会」を開催いたしました。学道場の卒業式です。
この学年はちょうど学道場が開所した年に1年生として入会した子どもたちですので、6年間丸々、おへそで過ごした子たちになります。さらには、認可外の開園当初から在籍した子も居て、通算すると12年間、おへそに通い続けたことになります。

卒業生から「おへそ学道場を引き続き楽しい場所にしてください。5年生、宜しくお願いします」という後輩たちへのメッセージを聞いて、ただただ、親に通わせられている場所でもなく、習い事感覚で通っている場所でもなく、誰かが創ってくれた場所でもなく、この場所はこの子たちにとって、「自分たちの場所」となっていて、「自分たちが創ってきた場所」として捉えてくれていることに、心から喜びと、たくましさを感じることができました。

これも一重に、おへそを理解し、たくさんのご協力をいただき、この場所を共に創り、未熟な園長をはじめ、職員を育ててくださった ご家族の皆様のおかげさまです。心より感謝の気持ちでいっぱいです。

卒業生の中には、引き続き、来年度開設するおへその中等部へ進む子もいます。これからも共に学び合う同志として、成長し合っていければ嬉しいな、と思います。少し先にはなりますが、お酒でも酌み交わしながら世の中をより良くする会議がそのうち皆とできることを想像し、もうワクワクし始めています。

さて、おへそグループにじ組の卒園式もカウントダウンとなりました。チャレンジ精神旺盛で、頑張り屋さんのにじ組さん。最近ブームの竹馬や、ホッピング、空手の昇級審査に対しても、目の色を変えて取り組む姿は、入園した当初からは想像できないほど大きな成長です。

毎日全力で過ごすにじ組さんとのお別れは寂しいですが、残りを1日、1日を大切にしながら、新しいステージへの門出である卒園式に向けて、準備を進めてまいります。

また、進級を控え、ご不安のあるお子さん、保護者様もおられることと思います。年度当初は涙から始まることも多いですが、職員一同、しっかりと引継ぎを行い、子どもたちの心に寄り添い温かく見守ってまいりますので、どうぞ、ご安心されてください。 
        

おへそグループ統括園長 吉村直記

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