アインシュタイン「愛の爆弾」

夏の暑さが異常さを増し、野外に出ることも懸念されるほどの日々。地球はどうなっていくのでしょう。しかし、この環境をも、今年度のテーマである「認める」の心で、どう向き合っていくかを考え、なるべく子どもたちの活動を制限しないよう、園のいたるところに、熱中症対策の日除けテントなどの設置をしたり、ミストシャワーの調整を進めております。

さて、前述のとおり今年度のテーマは「認める」。学びのテーマを設けると、アンテナが張られ、様々な情報が入ってきます。先日、アインシュタインが娘さんに書いた手紙「愛の爆弾」という内容を拝見しました。


世界を癒すエネルギーは、
光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、
愛には限界がないため、
愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った。

そこには、「愛」こそが存在するエネルギーの中で最強であるという内容を娘さんへ残しており、さらに、「愛」を“与えること。許すこと”と定義しています。

人には誰しも、うまく付き合うことが難しい苦手な人、嫌いな人もいることでしょう。しかし、「愛」というには、「与えること」と、「許すこと」ということであれば、こちら側が主体的に実践することができることです。

おへそグループでは、中学生と月1に一回、クッキングをしてみんなで夕食を共にする日があります。その日はピザを作る日でした。家庭菜園で育てた「ナス」をのせて、美味しくできあがったのですが、一人の中学生がナス嫌いでした。そのことが分かった他の中学生たちが、「はい、ナス抜いたやつ焼いたよ」、「これ、チーズだけだから、食べれるよね」とどんどんその子の前に、「ナス抜き」のピザが置かれていったのです。

不足を指摘することもなく、嘲笑うこともなく、その不足を許し、その不足を補うように与える光景は、まさにアインシュタインがいう「愛」がありました。

子どもたちによって、たくさんのことを学ばせていただいております。

夏休みに突入し、0歳児~中学生までがいたるところで交流している様子を見ると、大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんが、小さい子の手を取り、やさしく丁寧に教えてくれています。


おへそには「愛」があります。

子どもたち、保護者様、職員のみんな、いつもありがとうございます。引き続き私自身「愛」をもって、皆様に接してまいりたいと思います。

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