早いもので、2023年の最後のご挨拶となりました。
４月から、ほとんどのイベントを通常開催でき、中学生も含めた子どもたちが交流しながら、元気に楽しく、そして、穏やかに日常を過ごすことができました。 さらに、こうして、保護者様、職員と共に子どもたちの成長の感動を共有しながら、年末を迎えられることを心より嬉しく思います。 これもひとえに、当グループの運営にご理解いただき、多大なご協力をいただく保護者様、職員、そして、関係各位の皆様のおかげさまと改めて心より感謝を申し上げます。
先日はおへそグループ（未就学児の部）の生活発表会が開催されました。
今年度のテーマである「みとめる」についても、各クラス・グループが創意工夫し、様々な表現を行い、子どもも職員も一体となって、楽しみながら、学び合いを深めることができたのではないかと思います。残念ではありますが、当日、体調不良で参加が叶わなかった年長児がおられました。生活発表会が終わり、体調が回復し、登園してくれた後に、「残念だったね」と声をかけると、保護者様が「当日が出れなかったのは残念ですが、息子は練習を頑張ってきたから、とどこか満足気でした。YOUTUBEをみながら家で楽しそうに踊っていましたよ」と報告してくださいました。 一見ネガティブな出来事のようですが、それを笑顔で前向きに捉える力を発揮し、さらには自分自身を認め、結果よりもプロセスに目を向けることのできる素晴らしい力に感動をさせられました。 大好きな絵本作家五味太郎さんの言葉に「よせばいいのに、いろいろと大人は教えたがる」とあります。大人の知らないところで、たくさんのことを感じ、考え、成長している子どもたちに最大のリスペクトを送りたいと思います。 そして、これからも子どもたちの力を信じ、そっとサポートできるよう、職員一同、まい進してまいりたいと思います。
「全人類の平和なくして個人の真の幸福もあり得ない」
話しはそれますが、私自身の幼少の頃からの恩師であり、空手の先生でもある古賀武夫先生が創設した「認定NPO法人 地球市民の会」の４０周年が開催されました。世界中すべてのものの幸せを自分の幸せと感じられる人＝地球市民 があふれる社会を目指す。と大きな志を抱いた今は亡き恩師ですが、「全人類の平和なくして個人の真の幸福もあり得ない」とよく私たち生徒に話してくれていたことを思い出しました。 決して平和とは言えない昨今の世界情勢。恩師の言葉を胸に、おへそグループの子どもたちはもちろん、佐賀、日本、世界の子どもたちに平和が訪れ、真の幸せが訪れることを願い、微力ながらに自分にできるお手伝いを考えながら、2024年を迎えたいと思います。
年末は「てつがく珈琲」でお待ちしております
年末、本来、お一人お一人、ご挨拶をさせていただきたいところ、園児、保護者様の人数も増え、なかなか、すべての皆様にご挨拶ができていないこと、タイミングがあわずお会いできない方も多くいらっしゃること、大変心苦しく思っております。 そこで、今年より、年末最後の日は、園長の所在を明確にしまして、「てつがく珈琲」で焚火をしながら、皆様との年末のご挨拶をさせていただければと思います。 おへそグループの皆様はもちろん、OGOB、外部の方も、お時間ある方は、顔を出していただき、年末のご挨拶ができれば幸いです。 2024年も皆様が健康で幸せな年となりますように。
日程 １２月２８日（木曜日）
時間 １６：３０～１９：３０
場所 てつがく珈琲芝生（無料マシュマロ準備しております！）
おへそグループ統括園長 吉村直記
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