おへそグループ中高等部とてつがく珈琲の新施設がOPEN

ここ3年間は感染症等で年長児の園外合宿に行けておりませんでしたが、先日、北山少年自然の家でひさしぶりに合宿を実施することができました。ちょっと大変な空手の時間、花火、風呂、焼きそばづくり等、子どもたちにとっても、職員にとっても、どれも素晴らしい思い出の2日間となりました。また、先日のハロウィンパレードではたくさんの保護者様にご協力いただきとても盛り上がる会となりました。おかしのご用意もありがとうございます♪保護者様の仮装もとてもクオリティが高く一緒に楽しんでいただけることが嬉しかったです。来年度も期待しております!!

さて、ついに11月6日(月)より、おへそグループ中高等部とてつがく珈琲の新施設がOPENします。以前にもお伝えした通り、中高等部は学童の卒業生によるリクエストから計画をはじめました。「中高生に部活や塾以外の居場所っているの?」「自分で家に留守番できるでしょ」と、様々な意見をいただきましたが、子どもたちは自分たちが育ってきた安心できる場所で、引き続き、人生についての学び、語り合いを求めていました。

「中高生の学童」と呼ぶのか、「塾」と呼ぶのか、「居場所」と呼ぶのか、全国的にも珍しい取り組みのようで定義がありません。いろいろと検討を進め、「中高生の居場所と学び舎」と呼称することにしました。4月から既に中学生が数名通ってくれていますが、学校の学習も上級生が下級生へ、得意な子が不得意な子への「教え合い」で、学校の成績も上がっていると報告を受けています。2週間に一度は、読書会や、共に夜ご飯を作り、まさに「同じ釜の飯を食う」時間もあります。日々の悩みごとや、たわいもない話、さらには将来の夢や人生計画を語り合うこの場所と時間が、必ずやこの子どもたちの糧となり、自分と周りの人たちを幸せにする力につながると信じ、進んでいきたいと思います。

さらに、てつがく珈琲という名のブックカフェを併設します。この場所は子育て支援のひとつで、好きな飲み物を飲みながら好きな本を手に取って過ごせる場。目の前には子どもたちも過ごせる芝生も設置しました。職員の安らぎの場にもなればいいな、と思います。

そしてお店の名称の通り、哲学できる仕組みがあります。商品の購入後、トイ(問い)ガチャと名付けたガチャガチャをひねると、カプセルの中には「中高生からの問い」が入っています。子どもたちからの問いを考えながら、忙しい子育ての日々に少し立ち止まる機会を創れれば幸いです。(ゴールドのカプセルの中には誰もが欲しがるプレミア品が入っているとか・・・)カフェの営業は不定期でドリンクやお菓子類はセルフでの購入となっております。

保護者様、職員のみんな、おへそグループの新しい挑戦です。皆様の力をたくさんお借りしながら少しずつこの場所を育て、笑顔溢れる楽しい場所にしていく所存です。どうぞ、ご協力をお願い申し上げます。


おへそグループ統括園長 吉村直記

カテゴリー: 2023

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